「美紀。」


「ゆっ雪斗くん。あのさ....」


私の前に立つ雪斗くん。


こんなのんびりとした空気が流れてるけど今は大事なコンサート中。


次は雪斗くんのソロなんだけど。


「元気ちょうだい。」


「え!!?」


雪斗くんに抱き締められる私。


何!!?

何、何、何!!?


「何やってるの?雪斗?」


そんな私たちの前に現れたのは翔太くん。


.....ものすごく不機嫌そう。