数十分後
深い森が支配する神社に到着した。そこは、薄暗く不気味な場所だった・・・。


「ここで、毎年、鬼約祭(きやくさい)が行われるんです。」


男性がそういった瞬間、神社にものすごく強い風が吹き荒れる。
正嗣は飛ばされないように必死で自分をガードするが・・・


風が止んだ時、正嗣は森の中にいた。うっそうとした森は、どこが村への帰り道かすらわからないくらい光をさえぎっていた。
正嗣は、ポケットから方位磁石を出すが、完全に狂って使い物にならない・・・。


「マジかよ・・・」


正嗣は、少し目をつぶり聴覚だけで何かを探ろうとしていた。