イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?

あたしたちの後ろに、7、8人の女子が固まっている。


「あー……アイツら、ついてきちゃったかぁ……」


翔くんはため息をつくと、自転車を翻して、女の子たちがいるところまで、立ちこぎしていく。








翔くんがいなくなって、あたしは凛に聞いてみた。



「……どうしたの? あの子たち……」



「ああ、あれはね。翔のファンの子たちだよ」



ファ……


ファン!?