イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?

凛を見るけど、ケータイに集中してて、あたしたちの方なんて、全く見ていない。


「葉月のこと、気に入ったんだ。家まで送ってあげる」


あたしのことを、気に入った!?


な……


なにそれっ!!







「え……いいよ。そんな、だって初対面だし……」



「んなもん関係ねーから。凛~っ、葉月を説得して」



翔くんは、凛の髪の毛をクイクイ軽く引っ張ると、



おねだりするように、軽く口を尖らせる。