「……あれ、この子誰?」



男の子は凛に聞いてる。



「同じクラスの子。今日友達になったばっかなの」



そしたら男の子は、自転車に再び飛びのったかと思うと、一気にあたしのとなりまで移動してきた。



そして、あたしの顔を食い入るように見つめる。







「……へぇー。なかなか、いー感じじゃん?」



「え!?」