今度は、うしろから凛に抱きつかれる。
「なんでだよ~、俺のだぞ?」
「あたしのなんだからぁ~!」
ふたりであたしの取り合いをしてる。
一体……なんなんだろう。
あたしたちがこうやってる間にも、生徒がどんどん体育館に入ってきて、空いている席が埋まってく。
「あーっ、あの子、タクトくんと喋ってる。いいなぁ~」
他の生徒はあたしたちの方を羨ましそうに見ていた。
「なんでだよ~、俺のだぞ?」
「あたしのなんだからぁ~!」
ふたりであたしの取り合いをしてる。
一体……なんなんだろう。
あたしたちがこうやってる間にも、生徒がどんどん体育館に入ってきて、空いている席が埋まってく。
「あーっ、あの子、タクトくんと喋ってる。いいなぁ~」
他の生徒はあたしたちの方を羨ましそうに見ていた。


