イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?

……あれっ?



「あ~、もぉ。怒っちゃった? 藤ちゅわ~ん」



タクトくんがフザけて藤くんのホッペをツンツン突っついてる。



だけど藤くんは無表情のまま、ポケットに手を突っ込んで俯いていた。








……うわ、どうしよう。



ホントに怒ったのかな……。



「からかって……ゴメンね? 凛にはなにも言ってないよ?」



恐る恐る藤くんに近づくと、やっと顔を上げてくれた。