イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?

白丸先輩の突然の発言に、あたしだけじゃなく周りのみんなが驚きの声をあげた。



もちろん藤くんも、驚いた顔であたしを見てる。









「この学園で過ごした6年間を、いい思い出で締めくくりたかったんですが、そうもいかないみたいです」



さっきまで盛りあがっていたのに、会場はシン……と静まりかえってしまった。



白丸先輩……どうしてこの場で言おうと思ったんだろう……。



あたしはドキドキしながら、そのまま黙って白丸先輩のいる方向を見つめていた。