「そ。ウチの学園で、3年に1度だけこのキャンプファイヤーやるんだよな。俺、ずっと楽しみにしてたんだ」



「へぇ……」



愛を誓い合ったら……永遠に結ばれるって、なんだか素敵だね。



「だからな。葉月を俺が幸せにする」



「……へっ?」



話が唐突過ぎて、ついて行けない。









「絶対、キャンプファイヤーのときに葉月を見つけるから」



翔くんは鼻息も荒く、あたしの腕をガッチリと掴んだ。



ひえぇぇ! 怖いよっ。