イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?

「考えていいですか?」とか、「少し待って下さい」だとか、そんなことを言えば、また白丸先輩の機嫌が悪くなるのかな……。



「話はそれだけ。じゃあ、生徒会の仕事がまだ残ってるから、先に行くね」



「えっ……」



あたしがなにか言おうとしたのにも気付くことなく、白丸先輩は行ってしまった。










どうしよう……断れなかった。



あたし……白丸先輩のことが、好きかどうかわからなくなってきた。



夏休み前のあたしなら、迷いつつも頷いていたはず。



だけど今は……。