そしたら藤くんは真っ赤になって、あたしの側から飛びのいた。
「は!? 冗談じゃねー! なんで俺がっ……」
うわ……スゴい、いつも動じない藤くんが……真っ赤だぁ。
「なになに~、そこ、めっちゃ怪しいんですけど!! もしかして、いつの間にかデキてた!?」
真っ赤になった藤くんを見て、凛がすかさずツッコミを入れてきた。
「なわけ、ねーだろ。あ~、クソッ……。葉月! それ、完全に勘違いだから。絶対、誰にも言うなよ?」
藤くんはあたしを指差して、珍しくわめいてる。
そこまで必死になられると……やっぱり?って思っちゃうよ。
あたしが藤くんにさっき囁いたのは、
『藤くんって、凛のことが好きなの?』
って、言葉。
「は!? 冗談じゃねー! なんで俺がっ……」
うわ……スゴい、いつも動じない藤くんが……真っ赤だぁ。
「なになに~、そこ、めっちゃ怪しいんですけど!! もしかして、いつの間にかデキてた!?」
真っ赤になった藤くんを見て、凛がすかさずツッコミを入れてきた。
「なわけ、ねーだろ。あ~、クソッ……。葉月! それ、完全に勘違いだから。絶対、誰にも言うなよ?」
藤くんはあたしを指差して、珍しくわめいてる。
そこまで必死になられると……やっぱり?って思っちゃうよ。
あたしが藤くんにさっき囁いたのは、
『藤くんって、凛のことが好きなの?』
って、言葉。


