やがて、退院の日がやってきた。 美智子先生は否認したまま、送検されたと聞いた。 精神鑑定の結果が鍵になるらしい。 私は先生の無実をかたくなに信じていた。 でも、私にできることは何もなかった。 信じること、ただそれだけだった。