「よし。さっさと片付けて飲み行くぞ」




「うんっ」




あたしは廉と一緒に残りの仕事を片付ける。




「雨宮、宮崎!それ終わったら帰っていいぞ。お疲れさん」




訓練場の扉が開き、そこから桐島隊長が顔を覗かせる。




「はい!お疲れ様です」




「お疲れ様です」




あたしと廉が挨拶を返すと、隊長は頷いて訓練場を出ていった。














「ん~……やっと終わったね!」




「あぁ。手伝ってくれてありがとな」




やっとの思いで残りの空薬莢を見つけ出し、仕事を終えたあたし達。




「よし、着替えてくるか。支度できたら署の前に待ち合わせな」




「うん、分かった。」




あたしは装備を外し、女子更衣室に向かった。