「分かった。じゃあ仕事が終わったら、俺の家に行くぞ」




「えっ!?」




「なんだよ。お前、明日は非番だろ?」




確かに、明日は非番だけど……。




「廉は?非番なの? 」




「あぁ。ラッキーなことにな。」




そ、そうだったんだ……。




「朝までたっぷり愛してやるから、覚悟しろよ」




「なっ…////」




「今夜は樹里が“もう無理”って言っても続けるからな」




無茶なことを言う彼に、冷や汗が出てくる。




「なんだよ、我慢できないなら今から……」




「きゃーっ!いいからいいから!!」




あたしはそんなことを言い出す彼を必死になって止めた。




もう、廉ったら……。