「なんだ?今、岡田を送ったばっかなのに……もうこんなに感じてるのか?」 「やっ、ダメ。廉…」 「ダメじゃないだろ」 「んっ……」 いきなりキスをされて、戸惑うあたし。 今はオフィスには誰もいないけど… 誰か来たら、マズいよ……! 「廉、ほんとにやめ…」 「やめてもいいのか?」 至近距離で囁かれて、ぴくんと肩が上がる。 廉の体が熱い。 あたしを抱く時みたいに……熱い。 「れ、ん…」 「樹里、愛してる」 そのままオフィスのソファの上に押し倒される。