「いってぇ……何すんだよ、樹里」 「最低!もう廉とはエッチしないから!」 あたしがプイッとそっぽを向くと、廉が後ろから抱き着いてきた。 「機嫌直せよ、お姫様。」 チュッと頬に優しくキスをする彼。 もう、これだからあたしは廉に弱いんだ。 「じゃあ、もう一回しよ?そしたら許してあげる」 「ふっ。了解、お姫様。」 あたしと廉は微笑み合い、再びベッドになだれ込んだ。 これからも、ずっとあたしの傍にいて……。