†危険な男†〜甘く苦い恋心〜Ⅱ


キスと、胸を触られただけで…もうすっかり潤っているあたしの中心。




廉がこうして抱き締めてくれてるだけでも……泣きたくなるくらいの幸せに包まれる。




「樹里、辛かったら言えよ?」



「ん……っ」




廉は耳たぶを甘噛みしながら、そう囁く。




ゆっくりと、廉があたしの中に入ってくる。




「あっ……」




奥まで入ったのを感じると、あたしは思わず声を漏らしてしまった。




「樹里、痛くない?」




「ん…へい、き……」




廉の背中に必死でしがみつき、とろけてしまいそうな快楽に耐える。




「はぁ……っ…はっ……」




だんだん激しくなっていく動き。




彼が最奥を突く度、頭が真っ白になる。