――ジャラ。 ふと手首に何かが付いていた。 手首を見ると、そこには確かに別れる時に土方さんが私にくれたブレスレットがあった。 やっぱり、幕末に言ってたのは夢じゃなかったんだ…。 「あれ?舞咲、そんなブレスレット持ってたっけ?」 私が見馴れないブレスレットを付けていることに気付いた岬は質問して来た。