太陽が真上に昇る頃。



私は土方さんと近藤さん、井上さん、山南さん、山崎さんを除く幹部でお茶をしていた。



「あ、この饅頭美味しい」



こしあんがたっぷり入っている甘い饅頭。



さすがに口の中が甘くなって来た私はお茶を飲んだ。



「なぁ、舞咲。お前、土方さんが好きか?」



「ぶっ!」



原田さんの爆弾発言に私は飲んでいたお茶を吹き出した。



隣にいた平助はかかる訳でもないのに、反射的に退いた。