俺は手で舞咲の顔を見えないようにした。 俺以外にはコイツの寝顔は見せたくなかったからだ。 すると、近藤さん達は驚いたように目を見開いていたが、腹を抱えて笑い出した。 何だよ、俺は何かおかしいことしたか? 「土方さん、俺が舞咲をおぶって帰るぜ」 原田は笑いを堪えながら、舞咲を受け取ろうと手を差し出して来た。