カシスオレンジの一気が効いた様で
私は少しの間、気を失っていたらしい
酔いが落ち着いてくると頭がハッキリしてきた
やっぱり悪夢じゃないんだ
ガッツリ現実だよ
だけどさすがに空気の様なキャストは出来ても
私に探偵は…
「無理とか言わないでよ、しのぶちゃん」
社長が私の言葉を先回りして言う
「でも、私には出来そうに思えません」
「ってゆーか、アンタさもう仕事やってんだよ」
とキダテさん
「仕事?探偵の?」
「キダテのいう通りだよ。しのぶちゃんは既に探偵の仕事をしている。この前のお葬式あったろ?」
社長に言われ思い浮かぶのはーーー
「会長さん!」
私は少しの間、気を失っていたらしい
酔いが落ち着いてくると頭がハッキリしてきた
やっぱり悪夢じゃないんだ
ガッツリ現実だよ
だけどさすがに空気の様なキャストは出来ても
私に探偵は…
「無理とか言わないでよ、しのぶちゃん」
社長が私の言葉を先回りして言う
「でも、私には出来そうに思えません」
「ってゆーか、アンタさもう仕事やってんだよ」
とキダテさん
「仕事?探偵の?」
「キダテのいう通りだよ。しのぶちゃんは既に探偵の仕事をしている。この前のお葬式あったろ?」
社長に言われ思い浮かぶのはーーー
「会長さん!」



