座敷わらしのしのぶちゃん♪

まぁ、これが私の本音ってとこね。


もちろん、しのぶには私がこんな事ずっと思ってたなんて言わないわよ。


だって言っちゃうと調子に乗りそうだもん。


それからーーー


女装は暫く控えようかなって考えている。


しのぶの隠された魅力に気付いた野郎どもが近付かないよう


ちゃんと男が居るんだってことアピらなきゃ。


だけどーーー


言葉遣いは中々、直らないものよねぇ。


でも大丈夫。


ちゃーんとナニする時は男になるから。


しのぶ、覚悟しろよっ!


お前の事、鳴かせてやるぜっ!









「いってぇーなぁ。足、踏むなよ。」


「リョウさん、何をボケーッとしてるんですか。この月末の忙しい時に。おまけに私を泣かせるとか子供みたいな事をって。私はそう簡単には泣きませんよ。」


「しのぶ、泣かせるじゃなくて鳴かせる、なっ?それと子供みたいなじゃなくてーーー」


ーーーー子供がデキる様な事をするんだろ?俺としのぶでな。


しのぶの耳元で囁いてやった。











「いってぇーなぁ、ったく。だから足踏むなっつーの!」


「変態退散、変態退散っ!」


真っ赤な顔して叫ぶしのぶを見ていると鳴かすのはもう少し先になりそうだな。




まぁ、仕方ないか。


今は離さないようーーー


しのぶをグッと引き寄せる。


「きゃっ、り、リョウさん。」


この腕の中に閉じ込めておくか?


「しのぶ、もう離さねぇからな。」





ーーーー覚悟なさいっ。