「リョウさん!!女装は?それに髪どうしたんですか?」
緊張しててちゃんと見ていなかったけど、目の前にいるリョウさんは肩まで伸ばしていた髪をバッサリと短く切っていた。
「ああ、これ。似合う?」
似合うって確かにこんだけ綺麗な顔してりゃ一層、坊主頭でも似合うと思うよ。
「気分転換?かな。それにちゃんとしのぶには男がいるって周りに解らせないとね。私も考えてんのよ、色々と。」
理由は何となく解ったけど…
「おネエ言葉は直らないんだ……?」
「仕方ないでしょ、こればっかりは物心ついた時からずっとこうなんだし、まあ、こっちの方が実際、話しやすいのよねぇ。」
確かに……。
あの三つ子のお姉さん達に囲まれてたら仕方ないか。
「心配するなって、アッチの方はバッチリ男だからさっ…ッイッテェ!足踏むなって。」
「すいませんてしたー。どうしても変態発言に体が反応してしまうもので……。」
ほぼ棒読みで謝る。
「だからいつも言ってるだろ?他にももっと反応…イテテテだから足っ!」
変態退散、変態退散。
「皆さん、お待ちかねです。主役を待たせるわけにはいきません。急ぎましょう。」
玄関のドアを開けようとするとまた引っ張られ
「続きは帰ってからゆっくりしような?しのぶ。」
って耳元で囁かれた。
「っ、な、な、何言ってんですか。」
そして私達はしっかりと手を繋ぐと、漸くみんなの待つbarへ急いで向かった。
緊張しててちゃんと見ていなかったけど、目の前にいるリョウさんは肩まで伸ばしていた髪をバッサリと短く切っていた。
「ああ、これ。似合う?」
似合うって確かにこんだけ綺麗な顔してりゃ一層、坊主頭でも似合うと思うよ。
「気分転換?かな。それにちゃんとしのぶには男がいるって周りに解らせないとね。私も考えてんのよ、色々と。」
理由は何となく解ったけど…
「おネエ言葉は直らないんだ……?」
「仕方ないでしょ、こればっかりは物心ついた時からずっとこうなんだし、まあ、こっちの方が実際、話しやすいのよねぇ。」
確かに……。
あの三つ子のお姉さん達に囲まれてたら仕方ないか。
「心配するなって、アッチの方はバッチリ男だからさっ…ッイッテェ!足踏むなって。」
「すいませんてしたー。どうしても変態発言に体が反応してしまうもので……。」
ほぼ棒読みで謝る。
「だからいつも言ってるだろ?他にももっと反応…イテテテだから足っ!」
変態退散、変態退散。
「皆さん、お待ちかねです。主役を待たせるわけにはいきません。急ぎましょう。」
玄関のドアを開けようとするとまた引っ張られ
「続きは帰ってからゆっくりしような?しのぶ。」
って耳元で囁かれた。
「っ、な、な、何言ってんですか。」
そして私達はしっかりと手を繋ぐと、漸くみんなの待つbarへ急いで向かった。



