私がエアーピープルの社長となってあっという間に1ヶ月が過ぎていた。
社長と言っても実際は雑務に追われる日々だ。
ほんの少し前までは、面倒で厄介だなと思っていた毎日が、今じゃとても懐かしい。
「それにしても、バイト増やさないといけないかなぁ。由宇くんも大学があるし。」
ガチャ
その時、事務所の扉が開く。
もしかして!
みんな戻ってきた?
「おはようございます。」
由宇くんだった。
「しのぶさん、露骨にガッカリするの止めてくださいよ。」
呆れたように言いながらデスクに着く。
「ガッカリしてた?」
「うん。今の顔、かなりホラー入ってますよ。」
ホラーって、どーよ、ホラーって。
失礼だな。
「あっ違うか?座敷わらしだとホラーっつーより妖怪?ん?何ジャンルだっけ?ググるか?」
言いながら手元のスマホをイジりだす現役大学生。
「·········」
何だろう?
絶対、この会社には面倒くさい人間が集まるようになっているのだろうか?
もう良いや。
社長と言っても実際は雑務に追われる日々だ。
ほんの少し前までは、面倒で厄介だなと思っていた毎日が、今じゃとても懐かしい。
「それにしても、バイト増やさないといけないかなぁ。由宇くんも大学があるし。」
ガチャ
その時、事務所の扉が開く。
もしかして!
みんな戻ってきた?
「おはようございます。」
由宇くんだった。
「しのぶさん、露骨にガッカリするの止めてくださいよ。」
呆れたように言いながらデスクに着く。
「ガッカリしてた?」
「うん。今の顔、かなりホラー入ってますよ。」
ホラーって、どーよ、ホラーって。
失礼だな。
「あっ違うか?座敷わらしだとホラーっつーより妖怪?ん?何ジャンルだっけ?ググるか?」
言いながら手元のスマホをイジりだす現役大学生。
「·········」
何だろう?
絶対、この会社には面倒くさい人間が集まるようになっているのだろうか?
もう良いや。



