す、すごい……。
なんだ、この情報処理力。
アキさんて、綺麗なだけじゃなくてめちゃくちゃ仕事も出来るんだ。
本当に社長を始めこの人達は器用だよね。
アキさんのお陰であっという間に溜まりに溜まっていた書類が整理できた。
「ありがとうございます。助かりました。」
「お礼なら、さあちゃんに言いなさい。あの人、自分が思うように動けないからって、私に様子を見に行ってくれって。あっ、これ内緒なんだった。」
「えっ……?」
「それをわざわざ言うために夜中にやって来て、ついでに猫抱かせろだの何だのって、ホントこっちはいい迷惑よ。」
と、ため息つきながら言うアキさん。
そうなんだぁ……。
社長、気にしてくれるのは嬉しいけど
アキさんに迷惑かけちゃダメですよ。
だけどーーーー
ーーーーありがとうございますと、心の中で呟いた。
「ねえ、お腹空いたんだけど、ピザでも取りなさいよ。ほら行くわよ。」
と、鞄を持ち立ち上がるアキさん。
「えっ、ど、どこにですか?」
「どこにって……あなたの部屋に決まってるでしょ。ほらこれ。」
アキさんが見せたビニールの手提げには缶チューハイやカクテル、おつまみなんかが沢山入っていた。
うわぁ……なんかこれって……
「所謂、女子会みたいですね。私、そんな経験一度もなくて…。だから今、すごく感激しています。初女子会…かぁ。」
「フッ、変な子ね。それより早くピザ頼みなさいよ。そうそう、チーズ抜きにしてちょうだい。私、苦手なのよ。」
「……………………」
チーズ抜きのピザって最早、ピザではない気がするんだけど……
アキさん、他のデリバリーにしませんか?
若干、初女子会のテンション下がりつつも
二人で4階にある私の部屋へと向かった。
なんだ、この情報処理力。
アキさんて、綺麗なだけじゃなくてめちゃくちゃ仕事も出来るんだ。
本当に社長を始めこの人達は器用だよね。
アキさんのお陰であっという間に溜まりに溜まっていた書類が整理できた。
「ありがとうございます。助かりました。」
「お礼なら、さあちゃんに言いなさい。あの人、自分が思うように動けないからって、私に様子を見に行ってくれって。あっ、これ内緒なんだった。」
「えっ……?」
「それをわざわざ言うために夜中にやって来て、ついでに猫抱かせろだの何だのって、ホントこっちはいい迷惑よ。」
と、ため息つきながら言うアキさん。
そうなんだぁ……。
社長、気にしてくれるのは嬉しいけど
アキさんに迷惑かけちゃダメですよ。
だけどーーーー
ーーーーありがとうございますと、心の中で呟いた。
「ねえ、お腹空いたんだけど、ピザでも取りなさいよ。ほら行くわよ。」
と、鞄を持ち立ち上がるアキさん。
「えっ、ど、どこにですか?」
「どこにって……あなたの部屋に決まってるでしょ。ほらこれ。」
アキさんが見せたビニールの手提げには缶チューハイやカクテル、おつまみなんかが沢山入っていた。
うわぁ……なんかこれって……
「所謂、女子会みたいですね。私、そんな経験一度もなくて…。だから今、すごく感激しています。初女子会…かぁ。」
「フッ、変な子ね。それより早くピザ頼みなさいよ。そうそう、チーズ抜きにしてちょうだい。私、苦手なのよ。」
「……………………」
チーズ抜きのピザって最早、ピザではない気がするんだけど……
アキさん、他のデリバリーにしませんか?
若干、初女子会のテンション下がりつつも
二人で4階にある私の部屋へと向かった。



