「俺、跡取り息子なんだよねぇ~。今は好き勝手してるけどいずれは家の仕事継がなきゃなんだわ。っで今がそのいずれの時でさ。」
「そうですか……。」
突然の事過ぎて一体、何を言えばいいのか分からない。
だってDATEホールディングスっていったら国内どころか世界的に有名な大企業だよ。
そこの跡取りだなんて……。
リョウさん、女装してる場合じゃないですよ。
言いたいことは一杯あるのに、何一つ言えない。
急にリョウさんがめちゃくちゃ遠い存在の人に思える。
こんなに近くにいると言うのに……。
手を伸ばせば触れることも出来るのに………。
「しのぶ……」
リョウさんが何かを言おうとした時、秘書らしき人がやってきてリョウさんに何やら耳打ちした。
「しのぶ、悪い。これから人と会わなくちゃいけないんだ。今日、夜アンタの部屋に行く。待ってろ、いいな?」
そう言うと、足早に去ってしまった。
何よ……
一方的に…言いたいことだけ言っちゃって。
いつもと全然違う格好してそんな事言われても
どうしていいのか解んないよ。
「そうですか……。」
突然の事過ぎて一体、何を言えばいいのか分からない。
だってDATEホールディングスっていったら国内どころか世界的に有名な大企業だよ。
そこの跡取りだなんて……。
リョウさん、女装してる場合じゃないですよ。
言いたいことは一杯あるのに、何一つ言えない。
急にリョウさんがめちゃくちゃ遠い存在の人に思える。
こんなに近くにいると言うのに……。
手を伸ばせば触れることも出来るのに………。
「しのぶ……」
リョウさんが何かを言おうとした時、秘書らしき人がやってきてリョウさんに何やら耳打ちした。
「しのぶ、悪い。これから人と会わなくちゃいけないんだ。今日、夜アンタの部屋に行く。待ってろ、いいな?」
そう言うと、足早に去ってしまった。
何よ……
一方的に…言いたいことだけ言っちゃって。
いつもと全然違う格好してそんな事言われても
どうしていいのか解んないよ。



