「それで、警察辞めるってなったんだけど、親父さんの特別措置でずっと保留になっているんだ。」
「特別措置ですか………。」
「そういう事。それで探偵になった。というワケだよ、しのぶちゃん。」
その声に振り返ると、胡散臭いサングラスをかけた社長が立っていた。
「社長!!」
「そんな因果があってね、うちは官公庁の仕事が入ってくるというワケだよ。結局、配下に置かれて下請けだよ。偉そうな事言ってても情けねぇよな。」
と苦笑いする社長。
そうだったんだ……
だから、レストランに強盗が入った時、簡単に相手を倒したんだ。
それに、兼先会長みたいな大企業のお偉いさんと知り合いだったりするし。
話を聞いた今、少しずつ社長に対して感じていた怪しさが薄れていくのが解った。
にしてもーーーー
相変わらずの胡散臭さはかわらないけどね。
「特別措置ですか………。」
「そういう事。それで探偵になった。というワケだよ、しのぶちゃん。」
その声に振り返ると、胡散臭いサングラスをかけた社長が立っていた。
「社長!!」
「そんな因果があってね、うちは官公庁の仕事が入ってくるというワケだよ。結局、配下に置かれて下請けだよ。偉そうな事言ってても情けねぇよな。」
と苦笑いする社長。
そうだったんだ……
だから、レストランに強盗が入った時、簡単に相手を倒したんだ。
それに、兼先会長みたいな大企業のお偉いさんと知り合いだったりするし。
話を聞いた今、少しずつ社長に対して感じていた怪しさが薄れていくのが解った。
にしてもーーーー
相変わらずの胡散臭さはかわらないけどね。



