座敷わらしのしのぶちゃん♪

「お嬢さん、手荒い真似をして申し訳なかったね。さあ、その猫を私に返して貰おうか?」


といかにもな笑顔を向けてくる大臣


だけど、フランソワーズは動く気配がない


むしろ、体が硬直している


「あの~失礼ですけど本当に飼い主さんですよね?」


「ああ、そうだよ」


「どうして、飼い猫を連れ戻すのにここまで…」


とデブ男とチビ男に目をやる


「ああ、この猫は私のお守りみたいなものなんだよ。何がなんでも手放したくないんだ」


「それにしちゃ、全然、なついていないですよね?大臣に。ミッシェル?どうしたの?お家に戻れたんだよ」


一か八か勝負に出た


「ミッシェル~どうした?パパだよ。忘れたかなぁ?」


簡単に引っ掛かった