「あのぉ~…………」
「ああ?なんだよ。」
「こ、こ、これって膝枕とかいうやつでは…………?」
ひと通り探した所でちょっと休憩しようってリョウさんが言うから木陰にあるベンチに座ったところ…。
何故か私の太ももにはリョウさんの頭が……。
「ああ、そうだよ。膝っつっても実際は太もも枕だよなぁ?」
悪びれる事もなく言うリョウさん。
「っ!!どどどどいてくださいっ。私、こういうの免疫ないんですって。」
「やなこった。ケチケチすんなよ。俺、本当は今日休みなんだぜ。」
「えっ?休み……ですか?」
「そっ。だけどしのぶちゃんが頑張ってるから手伝ってやろうかなって。」
「あ、ありがとうございます…。」
そんな風に思っててくれたんだ。
頑張ってる姿を認めてもらえるのは素直に嬉しい。
「なっ?だから膝枕の一つや二つくらい安いもんだろ?」
ここの所、リョウさん忙しくってお休みもままならなかったのに……
更に今日のお休みまで潰してしまったなんて……
「分かりました。ええ、仕方ないですよね、膝枕…………って何でお尻さわってるんですかーっ!!ギャーーーーッ!」



