六九「旅路の君と知っていたら岸の黄土でいろどって差し上げましたのに」清江(すみのえ)娘子 2009.0122
・草枕は旅を導く枕詞。「におう」という語が染色を導く。行幸と地元の娘と遊興性。
八二「うら淋しいで心がいっぱいだ。天からの時雨が流れているのを見ていると」 2012.0319
・712年に長田王が伊勢斎宮に遣わされた時の歌。左注で、その場での制作ではなく古歌を口ずさんだものとする。ひさかたのは天を導く枕詞。あまりに形而上的な。
八五「君が去って日が長くなってしまった(いっそ)山へ尋ねて迎えに行こうか?(いや)待ちに待っていよう」磐姫皇后 2011.1102
・九〇と真逆の歌で、左注の日本紀の引用で偽作説が出るのも解るが積極的な証拠はない。旧辞の編纂過程にも踏み込まないと誤算が。
八六「こんなにも恋しくなんて思わないで、高山の岩の根本を枕に死んでしまいたい」磐姫皇后(いわのひめのおおきさき) 2011.0320
・磐姫皇后は仁徳天皇の皇后。萬葉集中でも最古級の和歌となる。併せて古事記も参照したい。
・草枕は旅を導く枕詞。「におう」という語が染色を導く。行幸と地元の娘と遊興性。
八二「うら淋しいで心がいっぱいだ。天からの時雨が流れているのを見ていると」 2012.0319
・712年に長田王が伊勢斎宮に遣わされた時の歌。左注で、その場での制作ではなく古歌を口ずさんだものとする。ひさかたのは天を導く枕詞。あまりに形而上的な。
八五「君が去って日が長くなってしまった(いっそ)山へ尋ねて迎えに行こうか?(いや)待ちに待っていよう」磐姫皇后 2011.1102
・九〇と真逆の歌で、左注の日本紀の引用で偽作説が出るのも解るが積極的な証拠はない。旧辞の編纂過程にも踏み込まないと誤算が。
八六「こんなにも恋しくなんて思わないで、高山の岩の根本を枕に死んでしまいたい」磐姫皇后(いわのひめのおおきさき) 2011.0320
・磐姫皇后は仁徳天皇の皇后。萬葉集中でも最古級の和歌となる。併せて古事記も参照したい。



