太陽みたいなキミ











そんなあたしの気持ちとは裏腹に、緒川くんは楽しげに笑った。




「うおー!魚いんじゃん!!」




そう言って、緒川くんは水面をバシャバシャと叩いた。




「あ、コラ!逃げんな!逃げ足速いなーこいつら」




「……足、ないけどね」




ツッコミを入れると、緒川くんは「ナイスツッコミ!」と言って笑った。



楽しそうだなぁ。




この街を明るくする太陽に負けないくらいの、笑顔。




――オーラがオレンジ色。太陽の色。




今なら、美歌が言っていたことが分かる気がする。