ケータイ小説 野いちご

ケータイ小説 野いちご

これまでのデビュー作家

野いちご学園

2020年02月20日の週間総合ランキング

ランキングをもっと見る

ボイス付きマンガ動画 YouTubeで無料配信中!

野いちご読書

アプリでもっと便利に小説が読める!
大好評の「野いちご読書」アプリなら、ページめくり不要でサクサク縦読み!全作品が無料で読み放題♪
  • App Store からダウンロード
  • Google Playで手に入れよう
法人向けお問い合わせフォーム

野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • VD2020【お題】

    待ちに待ったバレンタインデー。何度も練習してから作ったマカロンは、友達にも好評だった。
    放課後。私は下駄箱で立ち尽くしていた。鞄の中に一つだけ、残ったマカロン。
    これを田中くんの靴箱に入れるか入れないか、それが問題。
    「ああ~どうしよ…」
    直接渡す度胸がなくて、下駄箱に入れるなんて卑怯かな。迷惑かな。
    でもせっかく作ったから、食べてもらいたいな。よし、入れよう。
    ふー、と深呼吸をして、田中くんの靴箱を開け、マカロンを入れるーー「あれ、早瀬?」
    「たたた田中くん!?」
    「何してんの?」
    尋ねる田中君は笑顔で、私は固まった。まだマカロン手に持ったままだーーよし、このまま逃げよう。
    「何でもないよ!じゃあね!」
    くるりと振り向いて走り出した。
    が、後ろから手を引っ張られつんのめる。
    「待って」
    私の手を握る田中くんは、真剣な面持ちだった。
    「それ、俺用だよね…欲しいんだけど」

    開く閉じる

    • 同級生
    • VD2020【お題】
    • 教室
    • 告白

    「ずっ、ずっと好きでした!コレ…受け取って下さい!」


    震える両手で支えるチョコを、目の前の彼に差し出す。


    全国の恋する乙女の決戦日であるバレンタインの今日、私は好きな人に告白した。


    両想いになれるだなんて思ってない。きっとフラれちゃう。


    でもせっかくのバレンタインに勇気を出そうと頑張って作ったチョコは、スッと私の手を離れた。


    「サンキュー。今日から恋人としてよろしくな」


    「えっ…私を彼女にしてくれるの……?」


    「じゃなかったらチョコ受け取ったりしねぇし。ってかつき合い始め1日目なら、笑顔が見たいんだけど、オレ」


    "まぁ……1日だけじゃなくてずっと笑顔が見たいけど………"


    ポツリと呟かれた言葉と両想いの嬉しさで、私の涙腺は刺激される。


    でも今は彼が見たいと望んでくれた最大級の笑顔も一緒にプレゼントする事に、こちらもとてつもない幸せを感じたのだった。

    開く閉じる

    • 幼なじみ

    「ん~…」
    「なに唸ってんの」
    放課後、空き教室。席で一人友達に借りた少女漫画にらめっこしている私を、幼なじみの健が覗き込んできた。
    「いや、恋愛漫画で壁ドンとか顎クイとかってよく出てくるけどさ、ぶっちゃけ現実でやられると引くよなって思って…」
    今更だな、と健は笑う。そして、悪戯を思いついたような顔になった。
    「本当にときめかないかやってみてやろうか?」
    「は?」

    私の顎に当てられた冷たい指。
    上を向かされたと思うと同時に、健の顔が驚くほど近くに来た。それはまるで、少しし動けば唇だって触れ合ってしまいそうなほど。

    「~~~っ、馬鹿、ちかい!!」
    反射的に押し返してしまった。
    心臓がバクバク言っていて、逆上せそうな程熱い。
    「ときめいたか?」
    ニヤニヤする健の顔を、直視できなかった。
    「…うっさい」

    だから私は、気付かなかったのだ。
    健も、耳を真っ赤にさせていたことに。

    開く閉じる

新着投稿をもっと見る

感想ノート

太陽みたいなキミ (イナカ/著)

  • 読んでみたら、すごく悲しいお話で
    途中泣いてしまいました。
    このお話いいお話すぎてたまんないです!
    これからも、いろんな作品を読んでいきたいと
    思います。すごくいいお話、
    ありがとうございました。

    Memorial   2019/06/07 23:43

  • 初めまして!太陽みたいなキミ読ませてもらいましたあ!余命半年と宣告されても諦めないで治療に専念して頑張るれきちゃんがすごいなって思いました。
    私だったら余命半年って言われたら絶対悲しくてそんな笑ってられないですもん💧
    だかられきちゃんはほんとにすごいなって思います!
    ほんとに最後まで頑張ったれきちゃんに感動しました😭
    これからも作品楽しみにしてます♡
    応援してます!

    みなみあいか   2019/06/04 21:12

  • 永瑠さんの作品全て読ませていただきました。
    どの作品も心が温まる作品ばかりで、感動しました。
    これからも応援しています。
    楽しみにしています!

    いのまり   2018/11/20 06:58

    いのまりさん

    あたたかい感想、ありがとうございます。 とても嬉しいです。

    全てですか…! わぁあ嬉しい反面、恥ずかしい気もしています……ありがとうございます。 そう言っていただけると、とても励みになります。

    これからも緩く、いのまりさんや読者の方に楽しんで頂けるものを書いていきたいと思っています。 頑張ります。本当にありがとう。

    作者からの返信 2018/11/20 21:37

  • すごく感動しました!
    主人公の女の子と歳が近いのですごく親近感が湧き余命宣告の時や最後の方は涙が止まりませんでした。最後、おがわくんがれきちゃんの墓で手紙を読んで笑うとこや、大きな鳥が出てきた時すごく晴れ晴れした気持ちになりました!
    これからも頑張ってください!応援しています!

    moetti   2018/11/01 22:56

    moettiさんへ

    最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

    そんな風に、彼女に寄り添って頂けて嬉しいです。
    わたしもこの作品を書籍化として出す時、麗紀と歳が近かったので色々と考えることがありました。

    そう言って頂けて本当に嬉しいです。

    ありがとうございます。がんばります!!

    作者からの返信 2018/11/17 18:43

  • とても良い話でした。
    ずっと、涙が止まらなかったです!!!
    もし、自分が余命半年と言われたらどうするのかなと、思いながら、読みました。必死にいきるれきがすごくかっこよかったです!
    これからも頑張ってください、応援してます!

    ピーチヽ(´▽`)/   2018/10/30 22:52

    ピーチさんへ

    そう言っていただけて本当に嬉しいです。

    わたしもこの作品を書きながら、「もしも自分が」と考えました。

    必死に生きることって何故かとても難しいです。それをする事が出来た彼女は、わたしとってもとても誇らしい存在です。

    応援ありがとうございます!がんばります!!

    作者からの返信 2018/11/17 18:37