太陽みたいなキミ













でもその花びらは、落ちてすぐ、風に飛ばされてどこかへ行ってしまった。




そして俺は、ゆっくりと目を閉じて手を合わせる。







どのくらい、手を合わせていたかは分からないけど、俺はゆっくりと目を開けた。





……よし、読むか……。




俺は覚悟を決めて、封筒を開けた。




手紙をもらって、こんなに緊張したことはない。





そして俺は、ゆっくりと手紙を読み始めた。