太陽みたいなキミ













「そんでさ、なんか気づいたら、無我夢中で屋上まで走ってた」




ゆっくりと、緒川くんの手があたしの頬に触れる。



最初に緒川くんと屋上で話したときみたいに、涙を拭うように優しく触れる。





「……ずっと――っ……」




そう緒川くんが呟いたと同時に、頭を優しく片手で包まれて、強く前に引っ張られた。





あたしは一瞬、何が起こったのか分からなくて混乱する。




それでも、ギュウっと強く体を暖かいものが包んだ。





彼の腕が、あたしを強く抱きしめる。






「お、がわく……」




苦しくて、上手く言葉が出てこない。