さすがにこの時間は早すぎたかなとも思ったけど、あたしはもうそんなに体力も無くて、あまり走ったり出来ないから。 それに、2年間通った通学路をゆっくり歩きたい。 ――ズキンッ もう慣れたはずの痛みなのに、思わず顔を歪ませた。 昨日はあまり痛くなかったんだけどな……。 あたしは少し不安に思いながら、リビングに向かった。