「よし!」 そう言いながら、自分の頬を軽く叩いた。 その時、あたしはふとスクールバッグを見た。 あれ、あたしなんか忘れてない? なんだっけなー、と思いながら部屋を見渡す。 「……あ!!手紙だ!!」 あたしは勢いよくベッドから立って、机の上に置いておいた封筒をスクールバッグの中にいれた。 思い出して良かった~……。 これを忘れちゃ、全部台無しになっちゃうもんね。