太陽みたいなキミ















こんなお父さん、初めて見る。







「……うん……ごめん……」




そうだよね。





あたしは、お父さんとお母さんの子供なんだ。




どんなことがあっても、これだけは変わらない。





「……ほら!食べましょ!!お味噌汁冷めちゃうわよ!」




その時、お母さんの明るい声が一気に雰囲気を変えた。




そんなお母さんに、少しびっくりしてしまう。








「そうだな!早く食べないと、せっかくのご馳走が冷めちゃうな!」




お父さんも、さっきの震えた声とは違う、明るい声だ。