太陽みたいなキミ











よく見れば、この部屋には色んな思い出が詰まってる。




小学生のときに、美歌と他の仲が良かった子たちとやった交換日記とか。




お父さんが、お母さんに内緒で買ってくれたポーチとか。



あたしの小さい頃のアルバムとか……。




ここは、あたしの居場所なんだ。



ちゃんと、あたしの部屋だ。




あたしはベッドから立って、本棚にあるアルバムを手に取った。




「重っ!」



アルバムはズシリと重くて、思わず落としてしまいそうになった。



あたしは床に座って、アルバムを開いた。





「うわ、なにこれ」