太陽みたいなキミ












え……?




「同じ?」



思わず、食いつくように言ってしまった。



「うん。お兄ちゃんもなんだか元気ないの」



そう言った優香ちゃんの表情はさっきと変わらず暗いまま。



「……それって、いつから?」



緒川くんは、いつから元気がないんだろう。



……もしかして――……



「お姉ちゃんと最後にあった日」



ドクンッ!!



あたしと優香ちゃんが最後にあった日。



つまり、あたしと緒川くんがこの病室であった日。




「なんだかね、ボーッとしてるの。前みたいに楽しそうに笑わないの」