思わず、驚いてしまう。 病室の扉の前には、先生が立っていた。 「終業式は確か~、22日ですね。あと、2日後です」 山ちゃんが言う。 「じゃあ、麗紀さん。その日は学校へ行っていいですよ」 先生が優しく笑って言った。 「いいんですか……?」 なぜか、声が震えてしまう。 喉のあたりが、ギュっとなる。 「はい。でも、あまり無理はしないで下さいね」 「はい……!」 思ってもみなかった。 また、学校にいけるなんて。