でも、そんな風に思ったらいけない気がした。
さっきまで、あんなにドン底まで落ちた考えをしていたのに。
友達の、仲間の存在が、
仲間の言葉だけで、こんなにも前を向けるんだ。
あたしの命は、もう残り少ない。
でも、これからは、本当に。
あたしのためじゃなくて、お母さんやお父さん。そして仲間のために、前を向いて歩いていこう。
「麗紀、学校って来れるの?」
首を傾げて、紗夜が訊く。
そうだ、紗夜達は、あたしの寿命のことを聞いてないのか。
あたしは思わず、言葉に詰まる。
今、お母さんは席を外してるし、山ちゃんもなんて言えばいいのか困ってる。
……どうしよう……。
「――終業式は、いつですか?」
「え……?」



