そんな夢を見たあとに、外を見ると真っ暗だけど。 時間がたってくると、朝日が昇ってきて。 泣きたくなるくらいに、その朝日が綺麗なんだ。 「麗紀?入るわよ?」 そう言って、お母さんが病室に入ってきた。 あたしは窓から、お母さんの方に視線を移した。 そして、息を飲んだ。 お母さんの後ろには、山ちゃんと吹奏楽の部長だった紗夜がいた。 山ちゃんは、あたしを見るとゆっくり、優しく笑う。 紗弥は、あたしを見ると、泣きそうな顔になった。 あたしはただ、呼吸をすることも忘れて。 それくらい驚いて。