この硬いベッドの上で見る夢も、毎日同じ。 あたしだけ、暗くて、何も聞こえなくて動けなくて。 でも目の前にはお母さんとかお父さんとか。 美歌とか吹奏楽のみんなとか緒川くんとか。 明るいところで笑ってる。 でも、あたしは動けなくて。 ただ「助けて!!」って叫んでるだけで。 毎日、そんな夢を見る。 それで起きて、一人で納得するんだ。 納得というか、再確認。 やっぱりあたしは、もう戻れないんだなって。 朝の5時くらいに、いつもそう思う。