太陽みたいなキミ










食べ終わり、薬を飲んだ。



お茶を鞄の中に入れようと思い、鞄を開けると、オレンジ色のタオルが視界に入った。



早くこれを、返そう。




そう思ったら、自然と歩くスピードが早くなった。












丁度、学校の校門が見えた所で、ケータイを見た。



12時14分……。



丁度お昼休みの時間じゃん。


病院から学校って、そんなに遠くないんだ…。



あたしはなんだかショックな気持ちで、校門をくぐった。