……寝てるし…。
顔を机に突っ伏して美歌は寝ていた。
「……わたあめ…」
そんな寝言を言いながら、気持ちよさそうに眠っている。
まったく……。
「ちょっと、美歌。もうすぐで授業、終わるよ」
そう言って美歌の肩を叩いたけど、「んん~」と言って、起きる気配はない。
そんなことをしているうちに、また太陽は雲に隠れてしまった。
――ズキンッ
キタ…。
もう、ホントに勘弁してほしい。
キーンコーンカーンコーン♪
「はい!じゃあ、今日はここまでー」
そう言いながら、数学の教師はパッパと手についたチョークの粉をはらった。
その教師の仕草と同時にみんなが騒ぎ出す。
「美歌!終わったよ!!」
「んん~、もうちょっと~~」
……そう言って一生起きないじゃん、あんた…。
「次は部活だよ!楽器吹けるよ!!」
あたしがそう言った瞬間、美歌は勢いよく顔をあげた。



