「あ、先輩!おはようございます!」 「おはようございます!」 「「「おはよう~」」」 続々と、吹奏楽部のみんなが朝練をしに音楽室へ入ってきた。 「あ、そうだ!!ねぇ、みんな集まった?」 紗夜が急に大声を上げた。 その瞬間、みんな練習を止め静かになる。 「うん、みんないるね。」 そう言いながら紗夜はみんなの前に立った。 …急に、なんだろう。 「えーっと、今から冬コンでのウチらの演奏順を発表しようと思います!」