太陽みたいなキミ






「……え?」


一瞬、空耳かと思った。



「お前は絶対に、死なない。」


ボロっと、あたしの目から涙がこぼれた。



この言葉が、一番欲しかった。



あの日から、先生に「余命半年」と言われてから、



あたしの未来は、真っ暗になって。




もう、半年後には、死ぬことが決定してしまったみたいで。



誰もあたしに、「あなたは死なない」という言葉をかけてくれなかった。



希望の光なんて、なかった。




でも今、一瞬、確かに、光が見えた気がした。