結構人見知りのあたしにしては、奇跡だ。 あたしが考えているうちに、彼はもう着替え終わっていた。 「あー!腹減ったーー!」 緒川くんは伸びをしながら、大声で叫んだ。 「あたし、なにか買ってくるよ。なにがいい?」 そう言いながらあたしが立とうとしたら、緒川くんに止められた。 「いいよ。俺行ってくるから」 「え、いいよ。」 「いやいや、服まで買ってきてもらったんだからさ」