「お?バスタオルまで入ってんじゃん!気が利くな~」 「あ、ちがうの。それはお店の人がサービスしてくれたんだ。」 「へ~、いい人だなぁ。その人」 そう言いながら緒川くんは、そのバスタオルで、ゴシゴシと髪を拭いた。 「あ、お前、腹減ってねーか?」 「え、うん。大丈夫」 ……そういえば、今って何時なんだろう。 あたしはポケットからケータイを取り出した。