「栗田ー!どこ行ってたんだよー!?」 困ったような口調で、緒川くんは言った。 「服、買ってきてたの」 「服?」 「うん。はい、これ」 緒川くんはあたしから袋を受け取って、中を見た。 「おおー!サンキューな!てか、俺好みのヤツじゃん!!」 その緒川くんの言葉に、ホッと心を撫で下ろす。 ……良かった。気に入ってもらえて。 男の人がどういう服がいいのか、とかよく分かんなかったから、少しドキドキしてたんだよね。